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太るとハゲるという噂は本当なのか？
これはどうやらそうなる可能性は高そうですね。
イメージ的には多少結びつくところもあり、コレストロールが貯まりやすそうだったり血液がドロっとしてそうだったりとあまり頭皮環境にも良くなさそうな印象はあります。主観ですが。
台湾の研究機関でこんな結果もでているようです。
【台湾のAGA罹患男性におけるBMIの高さとAGAの重症度に関連する研究】
https://agahairclinic.com/times/life/article_010903
◯結論BMIが高い人は、AGAが重症化しやすい。中でもBMIが高く早期にAGAを発症した患者は、AGAの症状が重くなるリスクが高い
※「BMI」は「Body Mass Index」の略で、体の大きさを指す指数です。一般的には“肥満度”を表す数値として知られている。
この研究では、AGAと診断された１８９人の男性を対象とした検証で、肥満と薄毛の関係を調べた結果としています。
全部ではないにしろ２００人弱という人数。台湾という人種的に同じ被験者として日本人にも同等の成果とも言えるかと思います^^
肥満と薄毛の関係
一見解としての理屈として紹介すると、
肥満と薄毛を言い換えると「太っている方ほど薄毛になりやすい」ということ。
では
「なぜ太っていると薄毛になるのか？」
キーワードは「男性ホルモン」
AGAの原因と言われているのは「DHT(ジヒドロテストステロン)」と呼ばれる物質です。
DHTは男性ホルモンと「5αリダクターゼ」という酵素が結びついて作られます。ですが全ての男性ホルモンがDHTになる訳ではありません。
男性ホルモンの大半は「SHBG(性ホルモン結合グロブリン)」という物質と結びついた状態で存在しています。また体内に存在する男性ホルモンの内、約1～3％が「遊離テストステロン」と呼ばれる状態です。遊離テストステロンはいわば”フリーの男性ホルモン”で、5αリダクターゼと反応してDHTになりやすいのです
※一部抜粋
インスリン
肥満の方の体内では「インスリン」というホルモンの働きが悪くなります。インスリンとは血糖値を下げるはたらきがあるホルモンです。このインスリンの効きが悪くなると、脳はインスリンを多めに分泌するよう指示を出します。
インスリンの分泌が多くなると、今度はSHBGの生成が抑えられてしまうのです。
遊離テストステロンが増える＝DHT（ジヒドロテストステロン）が増加
結果
薄毛の原因の１つになりうる
ということ。
これらのことから
肥満体質になると薄毛になる可能性が上がる
ということが言えるのでしょうね。
抜け毛が気になる方は、こういうことも１つの原因として予防されると良いかもしれません。
参考まで
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